6月4日(土)が悪天候との予報から、3日(金)のうちに日曜日実施を決定し、晴れるのを待ちました。5日(日)当日の朝は風も冷たく、早くから準備に来られた保護者の皆様と、「少しでも晴れて暖かくなるといいですね・・・。」と言葉を交わして祈りつつ、子どもたちが登校してくるのを待ちました。
おかげさまで、開会式を迎える頃には日差しも増し、元気な校歌の声や応援合戦のかけ声が響き渡りました。紅白応援団長の気合いの入った口上に、観客席からは大きな拍手が寄せられました。子どもたちの頑張りを支えてくださる様子に感謝の気持ちでいっぱいでした。
午前の部は、各学年の徒競走や運動会の定番、1年紅白玉入れ・2年大玉ころがし・3年綱引きなどが行われました。また、毎年練習にも力が入る1・2年リズムダンスと苦労の末に最高の緊張感の中で行われる5・6年スタンツもありました。5・6年生のどの学級も、それまでの練習の成果をみごとに発揮して、タワーやピラミッドなどの大技も成し遂げました。これには、観客席からひときわ大きな拍手と歓声をいただき、そばで見守る私たち教師にも子どもたちの「ホッ」と安心する表情や誇らしげな様子が伝わってきて、感動の瞬間でした。
午後からは4年棒引き、5・6年騎馬戦などの団体競技ほか、3年生の運命走「新幹線でゴー・ゴゴー」も行われ、校長先生の「次は~2番線から発車いたします」などのアナウンスにより、子どもたちは笑顔いっぱいでゴールしていました。
今年の運動会では午後から新たな種目が加わりました。それは、「南小体操」です。動的ストレッチを曲にのせて行うもので、4月から取り入れて2か月間、体育の時間には1~6年生までみんなが取り組んでいました。午後の部最初の「体ほぐし」も兼ねて、観客の皆様にも見ていただきました。これからも、「南小の定番」として1年間の体育の時間に取り組みを続けます。
さて、最後は4~6年選手リレー。紅白の選手が身につけた、赤・黄・白・青の4色ハチマキとバトンがトラックを駆け抜け、たすきをかけた6年アンカーが最後まで力いっぱい走り抜きました。大きな声援と暖かいまなざしに守られ、無事に運動会を終えられましたこと、心から感謝しています。